ー夫婦のかたちについて考えたことー

こんにちは カウンセラーの戸田です。
長崎では「おくんち」が終わると涼しくなるといわれていますが、そのおくんちも昨日で終わりました。これからぐっと秋らしくなるんでしょうね。
最近のニュースで気になったのは、今年のノーベル生理学・医学賞を受賞された坂口志文先生のご夫妻のお話です。
科学の世界での偉業の裏には、長年にわたって寄り添い支え合ってこられた『夫婦の絆』がありました。
坂口先生は、免疫の働きを制御する「制御性T細胞」を発見し、世界の医学に大きな貢献をされた研究者です。
難しいことはあまりわかりませんが、これにより難しいとされていた病気の解明や治療が大きく前進できるそうですね。
その歩みを支え、共に研究を重ねてこられたのが、奥さまの教子さん。
医学部卒業後は皮膚科医として勤務していた教子さんでしたが、やがて夫の研究を支えたいと研究の世界へ。
ご夫妻は研究論文の共著者としても名を連ね、まさに“人生も研究も二人三脚”で歩まれてきたそうです。
報道の中で、坂口先生はこう語られています。
> 「妻が私の研究を全部知っているので、話し合わなくてもお互い理解できる」
> 「二人で考えれば何とかなる」
(出典:テレビ朝日ニュース〔2025年10月7日報道〕)
このお言葉には、長年積み重ねてこられた「深い信頼と尊重の関係」を感じました。
意見が違うことも、思いがすれ違うこともあったはず。
それでも「話し合い」「受け入れ」「共に進む」姿勢が、お二人を強く結びつけてきたのでしょう。
結婚は、同じ価値観を持つ相手を探すことではなく、「違いを受け止めながら心地よく生きていける関係を築くこと」。
坂口ご夫妻のように、相手の世界を理解しようと努め、思いやりをもって寄り添うことが、夫婦としての何よりの力になります。
婚活中の方の中には、
「価値観が合う人を見つけたい」「理想の夫婦像がまだ分からない」と悩まれる方も多いと思います。
でも、“ぴったり合う”相手を探すよりも、「話し合いながら歩調を合わせていける関係」こそ、長く続くご縁の土台になるのです。
坂口先生の「二人で考えれば何とかなる」という言葉は、結婚生活の真理をやさしく伝えてくれていると思います。結婚とは、相手を変えることではなく、ともに変わっていける力を育むこと。
その柔らかい強さこそが、支え合う夫婦の原点なのだと思います。
どうぞ皆さまにも、「この人となら何とかなる」
そう思えるご縁が訪れますように。
マリミィは、そんな出会いと歩みをこれからも応援してまいります。
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